「自分らしく」生きる!! サラリーマンから起業 夢へ向かって2017-10-26講演

10月26日に小学5年生を対象に「自分らしく生きる」という
壮大なタイトルで講演させていただきました。

地元で教育講演会会長や消防分団など
各種ボランティア的なことをさせていただいていたため、
先生から「子供たちへの課題『自分らしく生きる』(働く)」
について講演いただけないか?
とのことからはじまりました。

最初は「えっ!」と思いましたが、
面白そうなので引き受け、
約1か月の期間のうちに自分自身の振り返りをして
パワーポイント作成。

当日、少し時間が足りないくらいでしたが、
子供たちには興味深く熱心に聞いてもらうことができました。

壮大なタイトルで講演に挑む

色々な会に出ていると面白いこともあるもので、
今回は地元小学校の5年生の先生からの依頼で
『自分らしく生きる』(働く)という壮大なタイトルで
講演依頼をいただきました。

なぜ私?とお伺いすると、
「自営業でお仕事も大変な中、
色々と地域のボランティアもされていて、
それらについて『なぜお金にならない仕事をするのか?』
『仕事をするとはどういうことか?』などについて
子供たちに教えてほしい」とのことでした。

 

最初は1時間で、とのことでしたが話が
壮大なだけにできれば2時間欲しいと注文を付けさせていただき
実践させていただくことになりました。

ピンと直感で思ったのが
「自分の振り返りにもなり子供たちにも
何か伝えられることがありそうだ!」
ということでした。

 

先生との打ち合わせで雑談の中、
私の略歴をお話させていただくと
結構興味深く聞いていただいたので
それを中心にお話しすることで固まっていきました。

自分歴を振り返りながらパワーポイントを作成し、
子供たちにわかりやすく、面白くなるよう話題を工夫し、
自分も楽しみながら作成することができました。

 

それではお楽しみの当日の内容です。

当日の講演内容

タイトル:『自分らしく生きる』

サブタイトル:「おっちゃんの半生から見えてくるもの」

私の生い立ちを時系列でお話しながら
子供たちに何か感じてもらえればと思い話していきました。

小中学生

家は西陣織の産業の一部を担っていて、
職人さんが住み込みで働いていた
”ボンボン”として育った話。

小学4年生の時に父親が脳梗塞でボケ老人となり、
母親から「あんただけが頼りや」と言われるようになった話。

運動も苦手な方で顔がカメに似ていたことから
あだ名は「カメさん」、
どちらかと言えばいじめられっ子だった話。

遊んでばかりいたので、
ほとんどの友人がいく公立高校へ自分だけが行けなかった話。

高校生

アホな自分が嫌で
中学卒業から高校に入ってずっと勉強を頑張ったため、
成績優秀者になった話。

苦手な英語を克服する為、英会話学校へ行き、
そこで学校や年代を超えた色々な友人ができ、
高校留学する友人もできたため、
自分もネクラな自分を変える為、英語がうまくなる為、
留学を目指すようになった話。

大学生

日本人が少ないSouth Georgia College(ジョージア州、アメリカ)へ留学&卒業した話。(2年生の短期大学卒業)

入学当初は”まずは英会話を!”という言い訳のもと、
友達を作り遊び回りました。

そのおかげで成績は下がり
半年後には”F"(5段階でいう1)が付くようになり
「次は退学」というところまでになってしまいました。

向こうの大学では平均”3”がないと卒業できないので、
1や2が多くあった私はここから
4や5ばかり取らないと卒業できないという事態になり、
猛勉強が始まります。

1週間で8~10時間程度しか寝れない日々が続き、
金縛りには会う、血のおしっこが出るという事態に!

そのおかげもあり、ネイティブ(現地のアメリカ人)に
数学やフランス語を教えられるまでになり、
無事卒業することができました。

就職(サラリーマン時代)

英語がペラペラになり日本に帰って来た私は
”英語を活かした仕事はいつでもできる”
と天狗になり、”自分に無いものを”と思い、
その時代もてはやされていたコンピューターの
プログラマー&システムエンジニアをしようと
未経験者歓迎の大阪の会社に就職した話。

失礼ながら就職する前から家が自営だったこともあり
サラリーマンは3年と決めていたので、
3年間頑張って色々と覚えました。

サラリーマンで良かったこと、その時代、
その仕事などについてもお話させていただきました。

中古車販売業

義理の兄との経営でブローカー(個人事業)から有限会社、株式会社へと成長した話。

社員も10名程になり、専務取締役に就任した時の話。

 

事故現状車の買取という特殊な仕事、
つぶれた車にも価値を見出す。

成長の理由。

 

儲け方(儲け=売上ー仕入)、売上=販売数×単価などについて詳しく説明。

 

儲かってできたことについて。

 

専務取締役という仕事、儲かるだけでは満足できない内容について。

京都の事故車買取店は事故車買取京都

自営業 旅行会社

全く知識のない業界に飛び込み、
1から自分で事業を始めた話。

 

試行錯誤、失敗と成功例を紹介。

 

自営業とは、
儲かったら全て自分の物 ⇔ 損したら全て自分で払う

ボランティアについて

紫野消防分団
元 PTA会長
紫野教育後援会 会長
紫野学校運営協議会 理事
嘉楽地域生徒連絡協議会 理事
紫野社会福祉協議会 会計
京都紫野ロータリークラブ
京都府旅行業協同組合 監事 など

なんでお金にならないことをするのか?

自分一人だけ”幸せ”という状態は幸せではない。

周りの人も幸せではじめて幸せ。

人のためになるという幸せ

 

消防分団について詳しく説明
(消防署と消防分団の違い)

これから&みんなの夢の叶え方

マインドマップ、ビジュアライズについて

 

願望をかなえる「かきくけこ」について

 

夢を持って生きることの大切さ、楽しさ

 

 

子供たちの反応

講演中はみんな前のめりになり聞いてくれ、
質問には手を挙げて答えてくれたり、
笑ったり、うなずいたりとかなり反応がありました。

 

この日は1・2時間目に講演をさせていただきましたが、
先生が黒板にたくさんの言葉を書き残してくださり、
3時間目に振り返りをされたとのことでした。

その中で子供たちからの感想が色々と出たようで、
後程先生からお礼のメールをいただきました。

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西河様

 

本日は子どもたちのために貴重なお時間をいただき,
ありがとうございました

 

私自身も,西河さんの今までの出来事を聞きながら,
また学ばせていただくことがたくさんありました。

 

授業後,子どもたちに感想を書いてもらいました。

 

どの子も書いていたことは,

 

「西河さんはお金にならないのに,
地域のために働いてくれている。そのことに感謝したい。」

「できないことでもあきらめずに努力していきたい。」

「自分だけ幸せならいいということではなく,
みんなの幸せを考えることが自分の幸せになる。」

「お金があったら幸せだと思っていたけれど,自分もみんなも幸せな方がいい。だから,友だちを大切にしていきたい。」

「勉強したら,将来に役立つ」

 

というようなことです。

 

働くことのみならず,
「生き方」「考え方」にまで子どもは感じるところがあったようです。

 

本当にありがとうございました。

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また、写真撮影のために覗いていただいていた
校長先生も最後まで聞いていただき、
「もっと聞きたかった。また他の先生や生徒にも!」
とのお言葉をいただきました。

 

 

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