旅行業界に居て一番思うのは「旅行業界の人はインターネットやデジタルが苦手だなあ」ということです。
昔ながらの”営業”で団体旅行などの仕事を取ってきた自負があるのだと思います。
中小の旅行会社では人材の高齢化もあり、「インターネットに客を取られてる」という愚痴のようなことをよく耳にすることもありました。
旅行会社だけでなく、バス会社などもいまだに確認書のやり取りはFAXです。
メールで流しても何も返事がありません。
あれ?と思い電話してみると、「メールを確認するのは一週間に1度くらい」とのことでした。
2019年のこの時代にビックリです。
スマホがこの世に登場して10年以上たちます。
この間に、大人ならほぼすべての日本人がスマホを持ち歩き、暇さえあればスマホの画面を見ているのではないでしょうか?
わからないことがあれば、すぐにスマホで検索。
悩み事も、スマホやパソコンで検索して解決していますよね。
JRのチケットはスマホで「EX予約サービス」を利用し便利に安く。
宿の手配は”じゃらん”や”HOTELS.com”などのオンライントラベルエージェンシー(OTA)で簡単に検索し予約ができます。
あまりの急激な変化に既存の旅行会社は対応できていないというのが正しいでしょう。
現に、大手各社もいまやOTAに売り上げを抜かれています。
いまごろ慌てて、駅前の営業所を閉めて、資本をインターネット関連事業につぎ込んでいる状態です。
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目 次
2019年の全国旅行業協会のアンケート
2019年に全国旅行業協会で「旅行業の情報流出防止への安全対策について」というアンケートがありました。
下記はアンケート結果の一部抜粋です。
(1)「自社ウエブサイト」での旅行商品販売(2,778社回答)
自社ウエブサイトにおいて、旅行商品を「販売している(ウエブ決済までしている)」と回答した会員は174社(6.3%)
「販売している(ウエブ決済はしていない)」と回答した会員は354社(12.7%)
とのことでした。
旅行会社としてウエブサイトで旅行商品を販売しているのは全体の2割にも満たないという結果。
皆さんはどう思われますか?
これ、チャンスだと思いませんか。
まだまだインターネットを利用すれば既存の旅行会社より有利に集客することができるチャンスです。
既存の旅行会社は頭が固いところが多く、インターネットで集客し儲けるイメージがわかず、動けないでいます。
確かに、大きな団体は足しげく営業をかけて担当者と仲良くなり・・・ということが今でも必要な部分はあります。
しかし、いやま団体旅行も小型化してきています。
昔のように老人会や婦人会で1度にバス何十台と連ねる旅行はほぼ姿を消しました。
その代わりに小グループのお仲間さんたちでの旅行が増えています。
バスを利用するのも、50人も乗れる大型バスではなく、20人程度までのマイクロバスの需要が増えてきています。
この小グループの幹事さんたちは、例えば飲み会の際に話が盛り上がり「旅行に行こう!」となったときにすぐにスマホで検索されます。
その際に、○○の近くの旅行会社などで出てくれば、後々問合せにつながります。
これがものすごく大切になってきます。
着地型の旅行も需要が増えてきていますが、まだまだネットからの集客を苦手とするところが多いようです。
今のうちにホームーページを立ち上げ、集客できるホームーページに育て、売り上げを挙げてみませんか。
先手必勝。先行者利益を得ましょう。
ホームページの作り方などは
をご覧ください。
2020年の全国旅行業協会のアンケート
2021年2月に追記
“令和2年度会員実態調査報告書”が掲載されていました。
そういえば、アンケートがあったなあと思いだしましたが、
内容のうち、興味深いものを数個あがておきます。
・過去1年間での「着地型旅行」の実施(2507社回答)
実施したと回答したのは804社(32.1%)
・「ニューツーリスム旅行商品」の敢り扱い( 2468社回答) ※複薮回答
過去1年間でニューツーリズム旅行商品を「取り扱った」と回答した会員は285社( 11.5 %・前回調査: 8.8 % )となった。内訳は「文化観光」が最も多く175社、次いで「産業観光」が142社、「エコツーリズム」が84社の順であった。
・「自社ウエプサイト」での旅行商品販売( 2548社回答)
自社ウエプサイトにおいて、旅行商品を「販売している(ウエプ決済までしている)」と回答した会員は179社(7.0%・前回調査: 6.2% )、「販売している(ウエプ決済はしていない)」と回答した会員は408社( 16.0%・前回調査: 15.3%)であった。
・売り上げにおけるネット販売 ( 138社回答)
前項で自社ウエプサイトにて「旅行商品を販売している(ウエプ決済までしている)」と回答した179社のうち138社より本項目の回答があり、前事業年度のネット販売の割合が半分以下とする会員が約6割を占めた。(無回答41社)
まだまだ業界のネット化は遅れているようです。
顧客がネットにシフトしている今、そこに店舗(ホームページ)を構えるのは必然に思いますが、
みなさんはどう読み解かれますか?
コロナの影響を受けて
マスコミでは、コロナの影響やネット社会の台頭により
「JTBグループ6500人削減、115店閉鎖」
「近畿日本ツーリスト全国の個人向け店舗138店を約3分の1に縮小」
「HIS 国内中心に80~90店舗閉鎖」
「日通旅行、65年の歴史に幕」
などとセンセーショナルな見出しが出ています。
実店舗がどんどん減ってきています。
これを商機と見て実店舗で頑張るのか、
大手もネットへシフトしてきているので、ネット集客を始めるのか、
もしくは今なら時間があるので実店舗、ネット両方ともに取り組んでみるのか、考え処です。
このタイミングなら、各種補助金も使え、利口にホームページを開設することもできます。
各都道府県や商工会議所などで詳しい補助金や制度を確認してみましょう。
ホームページ作成のポイント
ところで、ホームページを作るといっても、何からはじめて良いのかわからない方も多いと思います。
また、どうやって作るのが良いのかについても見ていきます。
ホームページは制作会社に任せず、自社で作る
「ホームページを作るんなんて難しそう」
「専門家でもないのに無理」
と思っていませんか?
今や、ホームページの製作もプログを書くように簡単にできてしまいます。
制作会社に頼むと
ホームページを制作会社に依頼するとしても、まず制作会社を選んで、どんなホームページを作りたいのか、費用はいくらくらいなのかなど打合せが必要になります。
ホームページの内容・文言についてはこちらで考える必要がありますし、写真なども基本的にはこちらで用意する必要があります。
一般的なホームページ制作会社で、会社紹介、ツアー、申込フォームなどを頼むとおおよそ50万円~100万円かかります。
安い制作会社もありますが、基本料金が安いだけで、後から後から費用がかさんできたり、月々〇万円というようにサブスクリプションとなっている契約もあります。
一度、制作会社に依頼すると、会社を変えたいと思っても、システムや契約などの都合により、なかなか変更しにくくなります。
ツアーを追加したり、ページを増やしたりするたびに追加料金がかかりますし、
変更や更新に日にちがかかります。
なかなかタイムリーにツアーを表示させたり、「満員御礼」など対応が難しい場合があります。
自社で製作すると
ホームページの製作は昔のように難しくありません。
HTMLなんてホームページ作成に使われる言語など知らなくても作れてしまします。
10年位前までは「ホームページビルダー」などが有名でしたが、今ではあらゆるホームページ作成ソフトが開発され、しかも無料で簡単に開設できるものも多くあります。
あり過ぎて、どれを使おうか迷うくらいです。
オススメは下記で詳しく書いていますが、ワードプレスになります。
基本無料で利用できます。
ネット上の住所に当たるドメインの取得も年間千円程度で取れます。
サーバーもレンタルサーバーが年間1万円程度で十分なスペックのもが使えます。
ランニングコストはそれ以上かかりません。
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利用しやすく、SEOと親和性が高いワードプレス
ワードプレスについて少し詳しく紹介します。
ワードプレスとは、もともとブログ作成の為に作られたシステムです。
その為、本当にブログを書くように各ページを作成していくことができます。
また、外観などはテーマと呼ばれるシステムを乗せ換えることで、いろいろと変えることができます。
このテーマによって、パソコンでも、スマホでもそれぞれの画面に合わせホームページの見せ方を変えてくれたり、googleの検索エンジンとの相性が良く、検索上位に上がりやすい(SEO対策しやすい)ものとなっています。
このため、ブログ用だったワードプレスは、大企業のホームページでも採用されるようになっています。
ブラグインというプラグラムを後から付け足すことで、いろいろな機能を追加することも容易にできます。
ホームページの作り方など詳しくは
をご覧ください。
ネット決済について
機能の追加で、皆さんの一番気になるのはネット決済ではないでしょうか?
弊社では基本的にはネット決済より銀行振込みを優先しています。
ジャパンネット銀行やゆうちょ銀行を利用することでお客様へのご負担を極力減らすようにしています。
クレジットカードやコンビニ支払いで依頼があった際には、
(株)全旅の決済システムを利用することで、手数料は1.3%と安く、クレジットカードにもコンビニ決済にも対応できます。
ただし、(株)全旅の決済システムはメールでのやり取りとなりますので、ホームページ上で、申込後すぐにス取引ができません。
もしくはもっとスマートにSTRIPE(ストライプ)という決済システムがワードプレスのプラグインであります。
こちらは手数料が3.5%ほどかかりますが、申込と同時に、ポップアップ画面で支払いもできます。
しかも利用者にも簡単です。