
このコラムでは、「あなただからできる旅」とは何かを見つけ出すための「強み発見ワーク」について解説いたします。
目 次
なぜ「自分ならではの旅」が必要なのか?
かつての旅行業界は、いわゆる「KKD(勘・経験・度胸)」や「DH(どんぶり勘定・ハッタリ)」で成り立っていました。
しかし、現代の旅行業界は「マーケティング力」が求められる時代です。
情報過多な時代において、ただ旅行商品を提供するだけでは選ばれません。
では、どうすればお客様から選ばれる旅行会社になれるのでしょうか?
それが「あなただから頼みたい」と思ってもらえる“独自性”を打ち出すことです。
強み発見ワークのステップ
ここでは、私が実践してきた強み発見ワークのステップを紹介します。
ステップ1:自分の人生経験を棚卸しする
あなたの「過去」は大きな武器です。
サラリーマン時代に培ったスキル、趣味、家族との関わり、地元での活動など、自分の人生経験を丁寧に洗い出しましょう。
私自身は高齢の母親と同居していた経験が、後に「高齢者にやさしい旅」を企画する際の大きな強みになりました。
ステップ2:周囲からよく頼まれること・感謝されることを思い出す
あなたが「当たり前にできること」でも、他の人にとっては価値があることかもしれません。
家族旅行の計画が得意、旅先のリサーチが好き、人を楽しませるのが得意…そういったことが、商品づくりの核になります。
ステップ3:好きなこと・情熱を持てることを明確にする
長く旅行業を続けるには、「好きなこと」でなければ続きません。
私が「ありがとう!」と喜んでもらえる旅を提供したいと思ったのは、母が旅行から帰ってきて「もうええわ、しんどい」と言った一言がきっかけでした。
ステップ4:地域や特定の人への「貢献意識」を掘り起こす
旅行業は「社会貢献型ビジネス」です。
高齢者や障がい者、子育て世代、地域振興など、あなたの旅で救える人、笑顔にできる人は誰か?と考えてみましょう。
例えば、「上京区の独居高齢者を外に連れ出したい」という想いから「少人数の小旅行」を始めたことが、今の事業の柱になりました。
「自分らしい旅」はどうやって商品化する?
あなたの強みが明確になったら、それを旅行商品として形にしていきます。
旅行には様々な形態がありますが、特に「着地型旅行」は強みを活かしやすい分野です。
地元の人だからこそ知っている観光地や、文化、人との交流をテーマにしたツアーは、今非常に求められています。
着地型ツアーは、地元を知り尽くしたあなたの目線が最大の魅力になります。
いわば「あなたそのもの」が商品なのです。
「マーケティング」で強みを伝える
強みを活かした商品ができたら、次はそれを「どう伝えるか」が課題です。
マーケティングで重要なのは、「誰に」「何を」「どのように」伝えるか。
あなたの旅は、どんな悩みを持った人に、どんな価値を与えるのか?
これを明確にして、ホームページやSNS、メールを通して発信していきましょう。
ホームページやメール配信を活用した「PUSHマーケティング」は、売り込まずに売る方法として効果的です。
まとめ:あなたの“強み”が、誰かの“希望の旅”になる
旅行業は、ただのサービス業ではありません。
お客様の人生の思い出を彩る、かけがえのない仕事です。
「あなたにしかできない旅」を作ることは、「誰かにしか届けられない幸せ」を創ることと同じです。
ぜひ、今回の強み発見ワークを活用して、あなただけの旅行ビジネスの第一歩を踏み出してください。
そして、もし「もっと深く学びたい」「具体的な商品を一緒に考えてほしい」という方は、ぜひ私たちの【旅行会社起業塾セミナー】にご参加ください。
実際に事業として成功させるためのノウハウを、経験者の立場から具体的にお伝えいたします。