バス会社に“高速料金はお客様現地払いで”と伝えていたのに“後払い”になっていた場合の対応

先日、貸切バスの手配で「高速料金は当日お客様お支払い」としてお客様・バス会社共に了解を得ていた事案について。

当日、乗務員が「ETCカードはお持ちですか?」と聞いたところ、お客様が「無いので、事後払いで良いか」とおっしゃられバス会社のETCカードを利用し運行することとなりました。

 

翌日、バス会社の営業マンより

「昨日のバスですが、乗務員が自社のETCカードにて立替したので、高速料金を払ってもらえないか?」

と連絡がありました。

 

 さて、あなたならどうされるでしょうか?

ちなみに、このお客様は遠方のお客様で弊社では初めての取引のお客様です。

 

 答えがあるわけではありませんが、弊社ではたまにこうした事案があります。

 

ほとんどの場合、
弊社ではしっかりとお客様、バス会社共に“当日払い”とお伝えしているので、それ以上のことは当事者同士でお願いしてもらっています。

つまり、バス会社へ「それはバス会社から直接お客様に交渉されて返金してもらっていただけますか」と伝えます。

 

たまにバス会社から「すいませんが、そちらでお客様に集金いただけないですか」とお願いされることもあります。

その際は「次からは頼みますよ」といって引き受けることもあります。

 

 大半の場合、お客様も悪気はなく、旅行中なので気が緩んで“当日払い”を忘れていたということで、すぐに振り込んでいただけます。

  弊社→バス会社営業マン→バス会社運行指示者→乗務員、と伝言ゲームのような状態なのでたまにこういうことが起こります。

 乗務員さんも料金ゲートを通るたびに止まって現金をお客様からもらうのも面倒と思われることもあるのだと思います。

 

 事前にどの高速道を通るというのがわかっていれば、バス代と一緒に高速料金も事前にもらってけば問題ないのですが、渋滞などの交通状況により当日違う道を使われることもあり、返金や追い金などが面倒な為、弊社では手配旅行の場合は基本的に“高速料金はお客様現地払い”としています。

 

 旅行会社をしていると、こうしたちょっとした出来事は多くあります。

 

おすすめの記事