今回は、着地型ツアーに関わらず、募集型旅行(ツアー旅行)を初めて作る際に陥りがちなポイントを上げ、どうしたらツアー造成ができるのかをお伝えしていきます。
特に3種や地域限定で旅行会社を立ち上げると、着地型ツアーの造成が上手くできないと集客につながらないです。
目 次
陥りがちなポイント5点
1. 頭で色々と思っていてアイデアはあるが、どう実現して良いのかわからない
何から手を付けて良いのかわからない人もいると思います。
一つ一つスケジューリングしていき、何をしないといけないのか、いつまでにしないといけないのか、などを“見える化”することが大切です。
アイデア一覧帳を作る、企画書に落とし込む、期限を決めるためにガントチャートに書き込むなど様々な工夫をして、頭の中にあることを“見える化”してみて下さい。
(手順がわからない場合は下記セミナーにご参加ください。)
2. ザックリ企画し、下見もしたが、今一つピンと来なくて保留中で溜まっている
最初はこういう状態が多いのではないでしょうか?かくいう私もそうでした。
「これでお客様がよろこぶかな?」と思い、“もっと何か“を求めていました。
しかし、それはあくまでも頭の中での話で、実際にはやってみないと分かりません。
しっかり下見をして、仕入となる事業者と話をして、いろんな方の意見を聞いてみて、企画を作り世に出してみないと何もわかりません。
「どうかな?」と思っても、自分の中での出来栄えが60%ならまずやってみましょう。
実際にツアーをやっていく中で、お客様の喜ぶツボなどが肌感覚で分かってくるようになります。
自分の頭の中で考えているだけでは、いつまでたってもツアーは出来上がらず、お客様の喜ぶ姿も見れません。
3. 企画としては作ったものの、料金設定や、本当にお客様が来てくれるか不安でホームページに掲載していない
ここまでくればあと少し、思い切りが大切です。
せっかく、時間をかけて作った企画なのですから、儲かるように料金設定をしてどんどんアップしていきましょう。
最初、不安なのはみんな同じです。
それより、少しでも早くお客様が来る仕組みを作り、実際に添乗員やガイドの経験をしてみることが大切です。
結城を出して一歩を踏み出してみましょう。
料金設定の方法やチラシ・ホームページに上げておかないといけない項目などは下記セミナーにて様々な方法をお伝えしております。
最少催行人数も忘れないように!
4. ホームページに掲載したが、その後どうして良いかわからない
ここまでくれば大したものです。
しっかりと「お申込みはこちら」として申込みができる状態になっているでしょうか?
お客様になりきって、自分で申込をした際に問題ないでしょうか?
支払方法なども検討したいところです。
モニターツアーで得た知識と経験を活かして頑張りましょう。
SNS発信やチラシ作成での広報も忘れずに!
Googleアナリティクスを入れて状況を見てみましょう。
すぐには反応はありません。SEO対策をしても最低2ヶ月くらいはかかると覚悟してください。
5. 集客出来ない
ホームページに掲載した、SNSにも発信した、知り合いにも協力してもらった。
それでもなかなか見てもらえない場合は、
地元の観光協会に入り、観光協会のホームページ上にも掲載してもらう。
プレスリリースを試みる。
地元商工会、商工会議所へ相談に行く。
OTA(オンライン・トラベル・エージェンシー)に登録する。
などが考えられます。
まとめ
野球でいえば、
草野球、とりあえずバッターボックスに立ちバットを振らないと三振するかヒットするかもわかりません。
バッターボックスに立ちバットを振るというのが、企画を作り、ツアーとしてホームーページやチラシに掲載し世に出すということです。
「数打ちゃ当たる」といわれますが、その通りで、一つの企画でホームランを狙おうなんて無理です。
大リーグの大谷選手でも3割です。
草野球を始めたばかりなら、1割も打てる確率はないでしょう。
でも1割ということは10個ツアーを作れば1個は当たるということです。
そのくらいの勢いで頑張って量産してもらえればと思います。
1回お客様が来て、喜んでもらえればその感覚を忘れずに、他のツアーにも活かして改良していけばヒット確率は上がります。
みなさんの旅行業での成功を祈っています。
なかなかご自身で一歩を踏み出せない場合、具体的な方法がわからない場合は下記弊社セミナーをご利用ください。